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小児病院におけるファシリティドッグ導入促進のためにー細菌学的視点からみた安全性ー

研究課題

研究課題/領域番号 18K10389
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関新潟県立看護大学

研究代表者

境原 三津夫  新潟県立看護大学, 看護学部, 非常勤講師 (30332464)

研究分担者 エルダトン サイモン  新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30512066)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード皮膚細菌叢 / メタゲノム解析 / 盲導犬 / 介助犬 / ファシリティドッグ
研究成果の概要

犬の皮膚細菌叢の形成過程において環境要因が及ぼす影響について検討した。同時期に分娩になった子犬8頭を対象とした。検体採取部位は頭頂部と左頬部の2か所とし、メタゲノム解析の手法を用いて皮膚細菌叢を解析した。飼育環境の変化の前後におけるα多様性(種の豊富さと均等さ)とβ多様性(菌叢構造の類似度)を統計学的に比較した。頭頂部においては飼育環境の変化後にα多様性が高くなっており、またβ多様性については頭頂部、左頬部共に飼育環境の変化前後で有意な違いが認められた。これらのことから、飼育環境の変化が子犬たちの皮膚細菌叢の多様性を高めたと考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

犬介在療法に関しては、発達障害など精神障害に対する治療効果に関して研究が進みつつある。犬の場合、馬介在療法と異なる点は、その活動場所が病院や学校など不特定多数の人が出入りする場であり、それらの人々と共生する必要がある。このため、その普及を促進するには治療効果の検証のみならず、衛生面の安全性に関しても科学的根拠をもって証明する必要がある。犬の皮膚の健康を保つには皮膚細菌叢の多様性を保つことが重要であり、本研究は多様性の形成に子犬の飼育環境が影響することを示した点で意義があるといえる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 精神的問題を抱える人に対する馬介在療法の効果に関する文献検討2021

    • 著者名/発表者名
      相澤達也、石原千晶、塩谷幸祐、石田和子、境原三津夫
    • 雑誌名

      新潟看護ケア研究学会誌

      巻: 7 ページ: 30-35

    • NAID

      40022594539

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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