研究課題/領域番号 |
18K10396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
網野 裕子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (00405482)
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研究分担者 |
沖本 克子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 特命研究員 (20309652)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ADHD特性 / 注意欠如多動症 / 育児 / 育児困難 / 育児感情 / 母親 / 注意欠如・多動症 / 育児困難感 / サポートニーズ / 注意欠如/多動症 / ADHD症状 / 育児・子育て / 育児支援 / AD/HD / 乳幼児 / 注意欠如/多動症 / 注意欠如・多動症特性 / 育児支援モデル |
研究実績の概要 |
日本では,発達障がいをもつ人に対する適切な支援を推進するため,2005年に発達障害者支援法が施行され,さらに2016年に改正された。同法により,発達障がいと診断された人に対しては支援体制が整備されつつある。しかし,女性の発達障がいは気づかれにくく,発達障がいの概念のひとつであるADHD特性をもつ女性の中には,ADHDの未診断者も多いと考えられる。ADHDと診断されていない女性はADHDと診断された女性のような支援を受けられていない可能性が高い。 ADHD特性をもつ女性の生活上の困難として育児があげられる。ADHD特性をもつ女性は育児困難感や育児ストレスなどの否定的育児感情が強いとの報告がある。これらは,うつ病などの二次障害や子どもへの虐待と関連していることが報告されており,否定的育児感情を軽減させる支援が必要と考えられる。前回の研究において,ADHD症状をもつ女性の否定的育児感情を軽減させるには,ADHD症状にあった育児ソーシャルサポートが必要であることが示唆された.しかし,ADHDの子どもをもつ母親の育児困難とソーシャルサポートに関する研究はあるが,ADHD特性をもつ女性の否定的育児感情がどのソーシャルサポートによって軽減するかについては調査されていない。そこで,2023年度よりADHD症状をもつ女性の否定的育児感情とソーシャルサポートの関連を明らかにすることを目的とし,調査中である。本研究は,ADHD症状をもつ女性のうつ病などの二次障害や子どもへの虐待防止に寄与できると考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナの影響により,対面でのインタビュー調査を実施することが難しかったこと,アンケート調査を依頼する予定であった保健所や病院に対して調査依頼を行うことが困難であったことから,計画の見直しを余儀なくされたため。
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今後の研究の推進方策 |
対面でのインタビュー調査は難しいため,アンケート調査のみとする。また,アンケート調査については,Web調査会社を通じて行う。
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