• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

学校救急処置における論理的思考力の「見える化」を目指した臨床推論研修プログラム

研究課題

研究課題/領域番号 18K10397
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関山口県立大学

研究代表者

丹 佳子  山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (70326445)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード養護教諭 / 保健室 / 学校救急処置 / 臨床推論 / オンライン研修プログラム / 緊急度・重症度判断 / 論理的思考力 / 研修プログラム / 教育プログラム
研究成果の概要

学校救急処置における養護教諭の論理的思考力の問題を解決するため,現職養護教諭対象の「仮説演繹法による臨床推論」オンライン研修プログラムを開発・実施した。アウトカム評価では,研修受講によって緊急度・重症度判断の目的をふまえた情報収集や経験を活かすことの重要性が理解でき,重症例を念頭においた仮説形成や仮説検証のための情報収集ができるようになる可能性が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究における成果から、「臨床推論タイプ分析」および「臨床推論モデルパターン」を用いて論理的思考力の「見える化」を目指した研修の有効性が示された。このことから、本研究は養護教諭の学校救急処置の緊急度・重症度判断における思考プロセスの問題を解決する方策の一つを示す事ができたといえる。本プログラムは、養護教諭だけでなく病院の小児科外来や災害現場で活躍するトリアージナース教育、看護師の特定行為研修における臨床推論の教育・研修にも広く応用できる可能性がある。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2024 2021 2020 2019 2018 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 学校救急処置における緊急度・重症度判断のための 「仮説演繹法による臨床推論」研修ー養護教諭対象のオンラインプログラムの評価と課題一2024

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子、朝倉隆司
    • 雑誌名

      学校保健研究

      巻: 66 ページ: 27-40

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 養護教諭が行う学校救急処置の特徴をふまえた研修のあり方-重症例を念頭においた緊急度・重症度判断-2020

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子
    • 雑誌名

      学校救急看護研究

      巻: 13 ページ: 8-14

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 養護教諭が行う学校救急処置における臨床推論の実態と特徴一困難事例からの分析一2019

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子,小迫幸恵,田中周平
    • 雑誌名

      学校保健研究

      巻: 61 ページ: 202-211

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 保健室模擬事例における 養護教諭養成課程学生と現職養護教諭の「気づき」の比較2021

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子、坂折朋香、縄田葵、橋本あきら
    • 学会等名
      第67回日本学校保健学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 養護教諭の緊急度・重症度判断-重症例を念頭においた仮説形成の実態-2019

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子、小迫幸恵、田中周平
    • 学会等名
      第66回日本学校保健学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 学校の救急場面で役立つ臨床推論教育教材の開発2018

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子、小迫幸恵
    • 学会等名
      第65回日本学校保健学会 (大分市)
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 保健室における養護教諭の臨床推論の特徴-仮説数および収集された情報数の分析より-2018

    • 著者名/発表者名
      丹 佳子、小迫幸恵、田中周平
    • 学会等名
      第38回日本看護科学学会学術集会 (松山市)
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] 臨床推論タイプ分析

    • URL

      http://clinicalsupport.qammer.site/

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi