研究課題/領域番号 |
18K10406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
山崎 智里 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (00550948)
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研究分担者 |
中井 寿雄 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (10708986)
柳原 真知子 長岡崇徳大学, 看護学部, 教授 (70289990)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 乳幼児 / 災害 / 備え / 保育施設 / システム / 備蓄 / システム管理 / 備蓄システム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、保育施設に通う乳幼児の情報をもとに、保育施設に必要な備蓄内容と、アレルギーや薬剤、食事形態、避難時の配慮などを自動算出し、リアルタイムに更新することができる「災害に備えた保育施設備蓄システム」の開発である。 本システムは、保育施設毎にQRコードを発行し、乳幼児の保護者に回答してもらう形式とした。システムは、①スタート画面:個人情報保護に関する方針(プライバシーポリシー)、②個人情報入力画面:乳幼児の氏名・年齢等、オムツ利用・授乳・離乳食の詳細、アレルギーや疾患の詳細等で構成した。回答データは、保育施設毎・項目毎に集計され、備蓄の必要数を数値化して出力できるものとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳幼児は、災害による水・食糧不足、ストレスや生活変化により多様な精神・身体症状を引き起こしやすく成長・健康面に影響をもたらしやすい。 よって、心身の成長の基盤となる乳幼児期の子どもに対する災害時の備えを平常時から整備することは不可欠であり、災害への備えとして、子どもの実情に合った物資の備蓄や体制整備は喫緊の課題であると言える。本研究で開発した「災害に備えた保育施設備蓄システム」を活用することで、乳幼児特有のニーズや成長段階に合わせた保育施設の備蓄に貢献できると考える。
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