研究課題/領域番号 |
18K10412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 四條畷学園大学 |
研究代表者 |
吉川 彰二 四條畷学園大学, 看護学部, 教授 (00326290)
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研究分担者 |
宮下 佳代子 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (10469546)
大森 裕子 岐阜聖徳学園大学, 看護学部, 准教授 (20331746)
永井 利三郎 桃山学院教育大学, 人間教育学部, 教授 (50124748)
新家 一輝 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (90547564)
佐藤 寿哲 大阪青山大学, 健康科学部, 准教授(移行) (90614082)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | AYA世代 / 成人医療 / 先天性心疾患 / 移行準備性 / 尺度 / 因子分析 / CHD / transition / AYA / HR-QOL / SF-36 / 成人移行 / AYA世代 / 健康関連QOL / 自立生活 / トランジション / 移行 / AYA / ケアプログラム |
研究成果の概要 |
大阪府下の公私立系大学病院、公立系医療センターの計5医療機関でアンケート調査「AYA世代が自立生活を送るための成人医療への移行準備性尺度(先天性心疾患用)の開発」を実施(2020年終了:配布229部・回収104部)。報告書を作成しデータ分析を行った。分析は項目分析と探索的因子分析で因子を抽出し統括概念との相関を確認した。項目分析で11項目に絞り、主因子法・プロマックス回転で2因子9項目を抽出した。第1因子は「心臓病に関連した療養行動」(5項目)であり、第2因子は「病気をもちながら社会を生きていくための自立行動」(4項目)という因子構造が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「AYA世代が自立生活を送るための成人医療への移行準備性(先天性心疾患用)」というエビデンスに基づく本邦初の疾患特異的な移行準備性に関する因子構造を明らかにしたことである。本研究は、小児期から成人期に移行する人々への移行期支援の取組みに対する客観的評価を可能にし、エビデンスに基づくツール開発・活用による実践が可能となる。今回、信頼性・妥当性が十分に検証された移行準備性尺度の開発までには至らなかったが、その因子構造を明らかにしたことで今後の実践的活用に可能性を拓いた。 現在、標準的な移行準備状況評価アンケートであるTRAQ日本語版が用いられているが、今後は疾患特異的なツール開発が求められる。
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