研究課題/領域番号 |
18K10431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 湘南鎌倉医療大学 (2020-2023) 神奈川県立保健福祉大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
米山 雅子 (中林雅子) 湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 准教授 (10363847)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小児がん / インフォームド・アセント / 看護介入モデル / 看護介入 |
研究成果の概要 |
小児がんの子どもに関わる看護師を対象に小児がんの子どもに行われているインフォームド・アセント(以下IA)への看護の実態を明らかにすることを目的に、アンケートを行い日本国内の54施設に勤務する小児がんの子どもに関わる経験のある看護師166名から回答を得た。その結果、かかわるIA場面の実際や、個人属性、ケアする子どもの年代、ガイドラインの有無とその頻度、子どもへの認識の違いにより、IAへのかかわりの認識や実践に違いがあることが明らかとなった。また、かかわりの実践の実態をCS分析した結果、強化すべきかかわりが示された。これらの結果もをもとに小児がんの子どもへのIAモデル試案を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果により、かかわる看護師の小児がんの子どもへのIAの重要性の認知は高く、実践も行われていることが明らかとなったが、そのかかわりにおいても統計解析により、強化すべき点が明らかとなり、また、子どもとのかかわりへの認識が実践にも影響をもたらしていることが明らかとなった。 本結果のエビデンスを活用し、より強化すべき点を盛り込むこんだIAモデル試案が構築されたことで小児がんの子どもへのIAへのかかわりの充実が図られることに寄与した点で意義があると考える。今後モデル案を検証、評価しよりよいモデルの構築に向けて継続研究することで質の高いケア実践に寄与できると考える
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