研究課題/領域番号 |
18K10434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
古川 洋子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (00405234)
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研究分担者 |
野田 正人 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10218331)
内藤 紀代子 びわこ学院大学, 教育福祉学部, 教授 (30433238)
板谷 裕美 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (70321180)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 児童福祉 / 児童自立支援施設 / 中学生 / 性に関する健康教育 / プレコンセプションケア / 包括的性教育 / 助産師 / 社会的養護 / 児童自立支援施設に併設された学校 / 学校 |
研究成果の概要 |
児童自立支援施設で生活をしている児童への性に関する教育は、施設内職員や併設学校教員により、試行錯誤の中進められていた。今回、助産師が行う入所児童の性に関する健康教育のプログラム開発について研究を行なった。性教育を担当している職員は、施設により異なり、様々な内容が、多種多様な専門職や職員により構成されていた。入所児童への性に関する健康の自立に向けて、教育の場である学校と生活の場である施設が同じ環境にあることを踏まえ、性に関するプログラムを確立していく必要があることが示唆された。作成したプログラムの検証には至らなかったが、児童自立支援施設においては、教育支援の指針が必要であることが明確となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
児童自立支援施設における入所児童は、「性」に関わる主訴は高く、性の指導や包括的性教育やプレコンセプションケアの概念を含める教育の必要性は高い。また、入所児童の個別性が幅広く、集団指導と個別指導の性の指導や教育内容の精選を行い、進めていくことが重要である。そのためには、教職員との連携がとても必要になる。性的問題の再発予防はさることながら、よりよく生きるための児童支援に向け、ひとりひとり、児童の反応を読み取り、伝えていくことがより求められる。児童における性に関する健康行動に向けた学習実践を、児童の現状を踏まえ、背景や環境との関連から読み解くことで性に関する健康自立に寄与するものである。
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