研究課題/領域番号 |
18K10442
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
蛎崎 奈津子 岩手医科大学, 看護学部, 教授 (80322337)
|
研究分担者 |
山本 洋子 岩手医科大学, 看護学部, 助教 (30805411)
遊田 由希子 (藤村由希子 / 藤村) 岩手医科大学, 看護学部, 特任准教授 (90336438)
伊藤 奏瑛 岩手医科大学, 看護学部, 助手 (20963359)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 新人助産師教育 / 助産実践能力 / 臨床現場と教育機関の融合 / 満足度 / 課題 / 助産師教育 / フォーカス・グループ・インタビュー / アクションリサーチ |
研究成果の概要 |
本研究では、周産期医療の集約化や産科病棟の混合化が加速する地方都市における新人助産師教育について、指導者、新人助産師双方からみる現状と課題を把握した。入職者が1名である施設が多いことも含め、施設を越えた教育システムの検討とともに、指導者が教育の基本や主体的な学びを促進する効果的な教育方法を学ぶ機会の必要性が示唆された。そこで、新人の特性理解をふまえた教育方法に関する講演会の開催、ならびに他施設の好事例等を共有するガイドブックの作成を行った。今後は地域全体の現状に応じて助産学生から新人助産師へとシームレスにつながる助産師教育プログラム構築が必要である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本看護協会は2012年に基礎教育課程卒業後の新人助産師の教育について「新卒助産師研修ガイド」を作成した。これは卒後1年目の助産師の到達すべき臨床実践能力が明示され、各施設にとっては有益であるとし、活用がすすんでいる。しかし、入職人数や背景の多彩さなど新人助産師の特性を鑑みると、その教育においては1施設で完結することの難しさが否めず、教育機関や職能団体等と連携しての教育遂行が有効と指摘されている。本研究は周産期医療の集約化や産科病棟の混合化が加速する地方都市における新人助産師教育の現状と課題とともに施設を超えた助産師教育のあり方の検討に向けた基礎資料となり得るものと考える。
|