研究課題/領域番号 |
18K10447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 武蔵野大学 (2022) 駒沢女子大学 (2019-2021) 上智大学 (2018) |
研究代表者 |
坪田 明子 武蔵野大学, 看護学部, 准教授 (10324691)
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研究分担者 |
礒山 あけみ 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (00586183)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 第2子妊娠 / 障がい児 / 支援プログラム / 親となる / 交流相談会 / 次子 / 妊娠 / 支援 / 家族支援 / 経産婦 / 親となること / 家族役割獲得 / 助産師 / 第2子 |
研究成果の概要 |
第1子に障がいのある児を養育する母親および父親が2児の親になることへの支援プログラムの開発を行った。すでに次子を迎えた母親および父親の体験および支援ニーズについてのインタビュー結果からプログラムを作成し、次子を検討している親とすでに次子を養育している先輩母親の交流相談会として実施した。結果、第1子に障がいのある児の親にとって、2児の親になることについて考える機会となり、次子を迎えることへの不安や葛藤の軽減になっていた。同時に先輩母親においてもポジティブな影響を及ぼしていた。支援プログラムとして実施した交流相談会は、第1子に障がいのある児の親が2児の親になることへの支援として有効である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
障がいのある児の親は、次子を迎えることについて健常な親とは異なる思いを抱いている。しかし、次子を迎えることに関する悩みや葛藤を吐露する機会は少なく、2児の親となることについては身近な先輩母親をモデルとしてイメージするなど、個人の環境に委ねられていることころが大きい。本研究の支援プログラムにより、参加者は先輩母親と思いを共有し、2児の親となることをイメージできたり、先輩母親にとってもポジティブな影響を及ぼしていた。専門職者がファシリテーターとなり、これらの機会を設けることは、障がいのある児の親への支援として有効であると考える。
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