研究課題/領域番号 |
18K10451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
小出 扶美子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (20236524)
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研究分担者 |
宮谷 恵 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (00267874)
山本 智子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (70516715)
鈴木 恵理子 淑徳大学, 看護栄養学部, 教授 (20249246)
市江 和子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (00279994)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 小児 / 採血 / 点滴 / 処置・検査 / 家族参加 / ガイドライン / 処置 / 検査 / 採血・点滴 |
研究実績の概要 |
採血や点滴などの痛みを伴う処置を家族参加で行うことの最大の利点は、子どもの頑張りを引き出すことと子どもが主体的をその処置に取り組もうとすることにある。この痛みを伴う処置時のガイドラインはその利点がいかせるように以下を目的として作成した。1.家族参加で行うことが子どもと家族、医療者にとって最善の利益となるようにする、2.子どもと家族が痛みを伴う処置を一緒に頑張ることを主体的に選択しそれを実現できるようにする、3.処置を家族参加で行う時に起こる可能性がある問題の対応策を提案する、4.痛みを伴う処置時の家族参加の導入を考えている施設に対して、直面する課題や取り組むべき課題の解決策を提案することである。ガイドラインの項目は家族が処置(採血や点滴)に参加するかどうかを判断するための基準、家族が参加して行う場合の子どもと家族に向けた説明、家族参加中に起こるリスクのある問題の対応策、家族参加を導入していく場合の取り組むべき課題についてとし、それぞれの項目に掲載する内容を共同研究者間で話し合い検討を行った。問題の対応策や家族が参加して行う場合の子どもと家族に向けた説明は、看護師の言葉がけなどを具体例にあげた。家族参加の導入を検討している施設が取り組むべき課題である施行者側の緊張や家族参加を実施に向けた施行者側の協力と調整などに対しても具体的な解決策を提案した。また、実際の家族参加の場面をイメージができるように、子どもの応援係である家族の参加方法や安全にその処置を行うことができる子どもの抱っこの仕方や医療者の立ち位置など、それぞれの役割がわかるイラストを作成した。 ガイドラインに掲載する内容については、実際に家族参加を積極的に行っている施設に勤務する小児専門看護師に内容の妥当性や病棟や外来、診療所でも使うことのできる内容となっているか確認してもらい、アドバイスを受け完成させた。
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