研究課題/領域番号 |
18K10457
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 山口県立大学 (2021-2023) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2018-2020) |
研究代表者 |
唐田 順子 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (60440012)
|
研究分担者 |
山田 和子 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (10300922)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 子ども虐待 / 児童虐待 / 発生予防 / 教育プログラム / 産科医療機関 / 助産師・看護師 / 連携 / 気になる親子 / 看護職者 |
研究成果の概要 |
これまでの科研で生成した理論から、産科医療機関の看護職者を対象とした教育プログラムを開発した。それをもとに2日間の「妊娠・出産期からの子ども虐待発生予防研修」を企画し、2018-19年に全国規模で4回実施した。研修前後の質問紙調査を行い、有用性の検討を行った。 研修目標の達成得点が高く、①「気になる親子」の発見の視点の育成、②退院後の子育てを見極める長期的な視点の育成、③他機関理解の深化と相互補完性の認識強化、が達成された。「予防」という視点を取り入れ、産科医療機関の看護職者向けに内容を精選したことにより、理解が深められたと考える。教育プログラムの有用性が検証された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
報告者らは独自に開発した理論をもとに、産科看護職者に特化した「妊娠・出産期からの子ども虐待予防研修」を実施した。この研修は以下の3つの力が育まれ、有用であることが検証された。①要支援親子の発見の力、②退院後の子育てを見極める長期的な視点、③他職種理解の深まりと相互補完するための連携の認識。妊娠期から母親・家族に関わる産科看護職者のこれらの力の育成により、子ども虐待死亡事例の5~6割を占める0歳児の虐待発生予防に寄与することができる。
|