研究課題/領域番号 |
18K10464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 四国大学 (2019-2020, 2022) 高知大学 (2018) |
研究代表者 |
池内 和代 四国大学, 学際融合研究所, 特別研究委員 (50584413)
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研究分担者 |
祖父江 育子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (80171396)
前田 長正 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (60229309)
菅沼 成文 高知大学, 教育研究部医療学系連携医学部門, 教授 (50313747)
下嶽 ユキ 高知大学, 医学部, 客員准教授 (40746880)
南 まりな 高知大学, 医学部, 特任助教 (90625013)
小松 輝子 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 講師 (20584410)
赤松 恵美 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (30351943)
大井 美紀 梅花女子大学, 看護保健学部, 教授 (70314987)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 夫のサポート / 夫婦の関係性 / きょうだい / 夫婦関係 / クライシス / 子どもを育む / 産後 / 夫婦の心身の状態 / 夫婦満足度 / 子どもの発達状態 |
研究実績の概要 |
目的:現在8歳児の子どもを持つ母親を対象に,【夫のサポート:9項目】,【夫婦関係:16項目】の尺度を使用し自記式質問紙による調査を実施した. 結果:540人の協力者を得た.そのうち有効回答数は496名(有効回答率91.9%)であった.【夫のサポート】の総得点の平均は28.78(9~36,SD±5.70,)であった.質問項目のうち最も平均値の高かった項目は,「夫にとって子どもはかけがえのない存在である」3.56(SD±.664)であり,最も平均値の低かった項目は「夫はあなたのストレス発散に気を使っている」2.67(SD±.91)であった.【夫婦関係】の総得点の平均は48.80(16~64,SD±10.279)であった.質問項目のうち最も平均値の高かった項目は,「夫はかけがえのない存在である」3.27(SD±.774)であり,最も平均値の低かった項目は,「夫と一体感がある」2.82(SD±.818)であった.【夫のサポート】と【夫婦関係】には正の強い相関があった.収入と【夫のサポート】には弱い正の相関があった.【夫のサポート】においての属性等での有意な差はなかった.子どもの順番(一人っ子,末っ子,下にきょうだいがいる,中間)との関係では,【夫のサポート】では「一人っ子」の母親の値が最も低かったが,子どもの順番による差はなかった.【夫婦関係】では,「一人っ子」より「きょうだい」の子どもを持つ母親の値が有意に高かった(p<.05).特に,「一人っ子」と「下にきょうだいがいる」(8歳以下のきょうだいの子ども持つ)母親の値には有意な差(p<.05)が認められた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染防止対策により,調査がいったん延期となったため.
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今後の研究の推進方策 |
調査には最終540人の協力を得ることができた.今後は得たデータから,使用尺度の信頼性・妥当性を検証する.その後,多角的にデータ分析を行い,夫婦関係に影響する要因について明らかにする. 関係学会への発表と共に,論文にても国内外に発表する.
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