研究課題/領域番号 |
18K10472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
山本 英子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (60448652)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 妊婦 / 身体活動 / 行動変容 / 自己調整 / 看護介入 / 変化のステージ / 行動変容ステージ |
研究成果の概要 |
本研究は、妊婦の身体活動を促す看護介入プログラムの開発を長期的な目的とし、妊婦の身体活動への思いと行動の特徴、妊婦の身体活動自己調整力の尺度開発および経時的変化の様相を明らかにした。就労妊婦は、就労継続や安全性を考慮し、身体活動状況や母子の健康状態、身体変化や体重増加などに応じて身体活動を調整していた。妊婦の身体活動自己調整力尺度は、5因子25項目であり、妊娠週数が進むにつれて平均値は高くなった。今後、妊娠経過に伴う身体活動自己調整力の変化パターンや特徴をふまえ、妊婦の実情に沿った看護介入プログラムの開発につなげていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊婦が抱く身体活動への思いと行動を明らかにし、妊婦の身体活動自己調整力の評価尺度を開発した。妊婦の身体活動自己調整力の可視化が可能となり、妊婦自身で評価することで自己を振り返る機会となる。さらに、看護職者と共有することで課題やニーズの把握が容易となり、より的確な保健指導への応用・実践が期待できる。 また、妊娠各期の経時的変化の実態が把握できたことで、身体活動自己調整力を促進する看護介入の時期や内容を検討する基礎資料となった。
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