研究課題/領域番号 |
18K10473
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
田邊 けい子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (00453506)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 無痛分娩 / 硬膜外麻酔 / 硬膜外無痛分娩 / 産科麻酔 / 助産 / 助産技術・助産技術 / 助産師 / ケア / 助産技術 / 助産診断 / 麻酔下の分娩 / 硬膜外麻酔分娩 / 安全 / チーム医療 / 麻酔 / 助産ケア / 看護 / 質的研究 |
研究成果の概要 |
本研究は「無痛分娩に求められる助産ケア」を助産学の視点で探求し、「安全性の担保と安心感の提供に寄与する助産師の役割」を検討することによって、無痛分娩における助産ケアの質の向上を図ることを目指した。無痛分娩の助産ケアに携わっている臨床助産師への聞き取り調査を始め、チームを組む産科医、麻酔科医、そしてケアの受け手としての女性たちへの聞きとりによって、具体的な助産ケアの中身を確認することが出来た。 ただし、それはいずれもエビデンスレベルは低く一般化できないものであった。とはいえ、ここに助産ケアの拡がりをみることも可能である。今回明らかになった一つ一つのケアの科学的な根拠を確認することが課題である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
別項に記載の通り、書籍(単著)、論文、対談、連載記事、学会発表(一般演題、教育講演、ワークショップ)、各種研修会講師など、研究成果を公表するに多彩な機会を得た。おもな読み手や聞き手はその機会のたびに異なり、助産師だけでなく、協働する産科医や麻酔科医に対しても、そして一般の人々に対しても「無痛分娩における助産とは何か」、さらにはそもそも「助産とは」「助産師とは」という根本的な問いを共有することが出来た。 無痛分娩を選好する女性たちがあまねく助産ケアを受けられるような社会への足がかりの一つとなれば幸いである。
|