研究課題/領域番号 |
18K10475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 金城学院大学 (2022) 名古屋市立大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
山口 知香枝 金城学院大学, 看護学部, 教授 (70514066)
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研究分担者 |
浅野 みどり 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30257604)
二村 昌樹 独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), その他部局等, 医長 (30470016)
榎原 毅 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (50405156)
細川 陸也 京都大学, 医学研究科, 講師 (70735464)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アレルギー / 育児ストレス / RCT |
研究成果の概要 |
目的1:アレルギー疾患の子どもの主たる養育者の育児ストレスの特徴を明らかにする。目的2:アレルギーに関する支援を与える群と対照群を設定してRCTを実施し、育児ストレスを比較する。 目的1では、交絡因子を調整しても喘鳴の既往がある子ども、鼻炎症状の既往がある子どもは、行為(conduct problem)との関連が示唆された。また、子どもの鼻炎症状の既往が養育者の育児ストレス(子どもの側面)と有意な関連を示した。さらに、育児ストレスと家族機能とは関連していることも示唆された。今後は、アレルギーの子どもの主たる養育者に対し、支援を与える群と対照群を設定してRCTを実施し、育児ストレスを比較する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アレルギーの子どもを育てる養育者にとって、定期的な見守りや有用な情報、そしてタイムリーに相談に乗ることにつながるツールなどを盛り込んだアプリケーションを開発し、育児ストレスにどのように寄与するかを検証した。このようなアプローチが、アレルギーの子どもの養育者の育児ストレスの軽減につながれば、将来的には、必ずしも対面でなくともサポートができるようになる可能性がある。 さらに、今後の課題としては、アレルギー以外の疾患のある子どもを育てる養育者にとっても有用なアプリが開発できれば、応用範囲が広がる可能性がある。
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