研究課題/領域番号 |
18K10476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
能町 しのぶ 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (40570487)
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研究分担者 |
渡邊 浩子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20315857)
岡邑 和子 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (40755823)
濱田 洋実 筑波大学, 医学医療系, 教授 (60261799)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 妊娠糖尿病 / 療養行動 / 看護支援 |
研究実績の概要 |
本研究ではGDM妊婦への混合研究により、妊娠糖尿病療養行動を支える看護支援プログラムの効果、妥当性および一般化可能性を評価し、支援プログラムを再構築することを目的とする。 これまでの妊娠糖尿病妊婦に対する質的研究結果から、GDM妊婦は【血糖値による食事療法のフィードバック】を繰り返しながら【子どもへの高血糖による影響を最小限にする】、【産んだら食事療法から解放される】ことを見据え、【家族の理解と支え】を受けながら【バランスの良い食事を分割して摂る】をしていた。【自由に食べられないストレス】【家族とは別の食事を作るつらさ】【会食時に違う食事を摂る困難さ】を抱え【胃の圧迫により必要量食べられない】など食事療法が十分実施できない者もいたが【できる範囲で食事や生活を見直す】など自分なりの食事スタイルを確立していることが示された。 しかしこれらの研究成果は、COVID-19感染拡大前の調査であり、感染拡大に伴う外出自粛などにより、妊娠糖尿病妊婦の療養行動は大きく変化したことが考えられたた、そのため、妊娠糖尿病妊婦に対する質的研究を再度実施した。令和3年度は、COVID-19感染拡大中に妊娠糖尿病妊婦として療養行動を行った妊婦4名に対して個別インタビューを実施した。引き続き令和4年度も個別インタビューを行い、糖尿病療養行動を支える看護支援プログラムを検討していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19感染拡大に伴い、施設への立ち入りが制限されるなど、調査の実施が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
引き続きGDM妊婦に対する個別インタビューを行い、COVID-19の感染拡大下にあるGDM妊婦の療養行動を明らかにする。その後、看護支援プログラム構築のために、医師や助産師、管理栄養士、糖尿病療養指導士などによるデルファイ法を遠隔で実施していく。
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