研究課題/領域番号 |
18K10491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 藍野大学短期大学部 (2021) 富山福祉短期大学 (2020) 金沢医科大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
矢野 恵子 藍野大学短期大学部, その他部局等, 非常勤実験実習助手 (10174559)
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研究分担者 |
河端 久美子 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (90815086)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 不妊治療 / 意思決定支援 / 不妊カウンセリング / 不妊症看護 / 選択肢整理シート / コラージュ / ライフプラン / 選択整理シート / 自己決定支援 / カウンセリングツール |
研究成果の概要 |
本研究は不妊症治療過程における意思決定支援のためのカウンセリングツールの開発・検討を目的とした介入研究である。 各々独立して行っていた方法を一連のものとして組み合わせ、ツールⅠ:コラージュ作成(現在の自分の状況を客観視する)、ツールⅡ:ライフプラン作成(今後に向けて選択肢を増やす)、ツールⅢ:選択肢整理シート作成の3段階からなり、終了後に効果を検討するための個別面接を行った。計11名に介入及び面接を行い、各ツールごとの分析も行ったが、Ⅰ~Ⅲを実施できた5名について終了後面接内容を分析した結果、これら3つのツールを組み合わせて行う効果、およびこの順番で行う効果が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不妊治療過程における意思決定支援の必要性及び重要性については、様々な研究において指摘されているが、具体的な介入方法に言及したものは少なかった。本研究で開発し介入に使用した一連のツールは、不妊治療過程の様々な段階での意思決定場面において、自分の気持ちを整理し、意思決定に至るために活用できるものであることが示唆された。具体的な介入方法を明示しているので、現在紹介されている他のツールや、臨床で活用されている一般的なカウンセリングツールの一つとして、またはそれらと組み合わせて活用することにより、効果が期待されるものである。
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