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マタニティ・ヨーガの産後うつの低減効果とその最適化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K10492
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関日本赤十字豊田看護大学

研究代表者

野口 眞弓  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (40241202)

研究分担者 村瀬 ゆかり  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (90774076)
多賀谷 昭  長野県看護大学, 看護学部, 名誉教授 (70117951)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードマタニティ・ヨーガ / 産後うつ
研究成果の概要

本研究は、マタニティ・ヨーガの産後うつ低減効果および効果発現に必要なヨーガ回数の検討を目的として、介入群(82名)と対照群(164名)の観察研究を行った。加速度脈波および質問紙データを分析した結果、ヨーガ実施直後にリラックス効果が得られることが示されたが、ヨーガの産後うつ低減効果は直接的には示されず、必要なヨーガ回数も明確にならなかった。不安の強い妊婦ほどヨーガ参加回数が多いことが、ヨーガの産後うつ低減効果をマスクする結果になったと考えられる。ヨーガクラス参加継続率がリラックス効果の有無を反映するという我々の先行研究の結果を考慮すると、参加回数は産後うつの強さおよび効果に関係すると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、マタニティ・ヨーガを実施することで、ヨーガの実施によりその直後にリラックス効果が得られるが、それが産後うつを直接的に低減することはないことが、妊婦に不安があるとヨーガ実施回数が増え、産後うつが強くなっていることが明らかとなった。このことは、不安が強い妊婦が多く参加するヨーガ教室において、妊婦の不安を軽減することが産後うつの低減につながる可能性があることが示された。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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