研究課題/領域番号 |
18K10494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 森ノ宮医療大学 (2020-2023) 大手前大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
斉藤 雅子 森ノ宮医療大学, 看護学部, 教授 (80511617)
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研究分担者 |
高山 裕子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (00637803)
長尾 嘉子 常葉大学, 健康科学部, 教授 (10532963)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | NCAST / 産後1ヵ月 / 不妊治療後 / 初産婦 / 母子関係 / 母子相互作用 / プログラム / JNCAST / 不妊治療 / 介入研究 / 不妊症 / 産後1カ月 / JNCAST国際認定看護者 / 初産 / インタビュー調査 / パイロット研究 |
研究成果の概要 |
本研究は、Japanese Nursing Child Assessment Satellite Training (JNCAST)を基に産後1ヵ月迄の不妊治療後の初産母子を対象に開発した「不妊治療後母子相互作用促進プログラム」を研究機関のNCAST国際認定看護者がプログラムを実施し有用性を検証することであった。 2018年度プログラム評価をパイロット研究に参加した母親にインタビュー調査し、ポジティブな評価を得た。2019年度研究協力者がNCAST国際ライセンスを取得した。2020年度COVID-19で一時中断し、2023年度再開し2024年度にかけて実施している段階である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不妊治療後に分娩した産後1ヵ月の初産婦の特徴は、子どもへ言葉や接触等が少なく、社会情緒的発達の促進が乏しい特徴であった。これらの特徴から母子関係の改善を目的に「不妊治療後版母子相互作用促進プログラム」を開発した。 パイロット研究の結果、母親は子どもの合図の読み取りによる育児の適応、子どもの認知・情緒的発達への積極的な関わり、母親役割の獲得、自己肯定感や子どものポジティブな感情変化がみられ、母子関係が良好になることが窺えた。産後1ヵ月の母子関係が明らかとなったこと、母親役割遂行の困難や産後うつ、乳児虐待のリスクを解決する糸口とうかがえられる。
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