研究課題/領域番号 |
18K10508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 日本医療大学 (2022) 新潟県立看護大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
小野 幸子 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (70204237)
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研究分担者 |
山崎 尚美 (平木尚美) 畿央大学, 健康科学部, 教授 (10425093)
原 等子 新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30302003)
河原畑 尚美 日本医療大学, 看護学部, 教授 (50511622)
東條 紀子 新潟県立看護大学, 看護学部, 助教 (70816959)
坪井 桂子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (80335588)
大口 洋子 新潟県立看護大学, 看護学部, 助教 (80816984)
大倉 由貴 新潟県立看護大学, 看護学部, 助教 (90770446)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 特別養護老人ホーム / 高齢者看護 / 多職種連携教育 / 看護基礎教育課程 / 認知症高齢者 / 高齢者 / 看護基礎教育 / 高齢者支援 / 高齢者ケア施設 / 多職種連携・協働教育 / 老年看護学 / 専門職連携教育 |
研究実績の概要 |
本研究の重要な位置づけである以下の①~③の計画内容がコロナ禍により実施困難で研究期間を延長した。 ①研究分担者や保健医療福祉専門職である多職種の研究協力者(以下、研究協力者)および保健医療福祉専門職を志向する研究対象学生(以下、研究対象者)を一堂に参集して研修会を開催すること、②研究対象者が研究協力高齢者ケア施設(以下、高齢者ケア施設)を訪問して、研究協力者の専門的役割・機能や連携状況を見学・参加する現地研修の実施、③同様に研究対象者が高齢者ケア施設の入居高齢者と対面で面談し、実践されているケアの現状とケアニーズを把握して、その在り方を検討することなど。 しかし、コロナ禍が長期化したことから、最終年度の2022年度は、このような全国的に感染症が蔓延している社会現象にも対応可能な研修方法を模索して取り組めることも必要と考えた。その結果、①研究分担者や研究協力者との企画検討をオンラインで実施すること、②研究対象者を募って一堂に参集した研修ではなく、オンライン研修にすること、③研究対象者が高齢者ケア施設に訪問する現地研修ではなく、オンラインを活用した研究協力者による専門職の役割機能の研修、④高齢者ケア施設入居高齢者とオンラインで結んだ面接によりケアニーズを把握するなど、計画を修正して実施予定であった。しかし、研修会を予定していた期日前に新潟県十日町市の高齢者ケア施設において、コロナ感染症のクラスターが発生し、研究協力者が疲弊し、修正した計画の実施も困難になり、再度、研究実施を延長した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍の延長と研究協力高齢者ケア施設のクラスター発生に伴い、本研究を中断し、研究実施を延長した。
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今後の研究の推進方策 |
当初、最終年度(2023年度)も本研究を開始した新潟県内で実施予定であったが、研究代表者が札幌市内の日本医療大学に異動したこと、2023年5月8日からコロナ感染症が5類に位置付けられたものの、高齢者ケア施設は依然として感染防止対策が緩められる状況にないことなどから、研究分担者を日本医療大学の研究者に(1名の研究者は一緒に異動したため継続)、また、研究協力共励者ケア施設および協力者を新潟県十日町市の特別養護老人ホームから札幌市内のつしま医療福祉グループ、ノテ福祉会の特別養護老人ホームに、さらに保健医療福祉職の各専門職を志向し学修している研究対象の学生も日本医療大学を含めて札幌市内の学生の応募に変更して実施予定である。 研究対象者を一堂に参集しての研修の実施が可能であること、また、感染予防策をとりつつであるが、高齢者ケア施設における老年看護学実習が可能になっていることから、当初、計画した研修計画で実施可能と考えている。但し、ケア施設によっては、依然として厳しい感染予防策をとっている施設が少なくないことから、多職種の専門職を志向する学生による特養の専門職者の役割機能や連携の見学、および入居高齢者との面談については、オンラインを活用したものも視野に入れ計画する。
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