研究課題/領域番号 |
18K10516
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 天使大学 |
研究代表者 |
吉田 礼維子 天使大学, 看護栄養学部, 教授 (90320556)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 介護予防 / 地域ケアシステム / 住民主体 / 評価指標 / 住民 / 評価 / ケアシステム / システム |
研究成果の概要 |
住民の視点による介護予防システムの評価指標を開発することを目的に、地域在住高齢者を対象に質問紙調査を実施し、513の有効回答を分析した。評価指標案29項目の因子分析の結果、【介護予防の必要な人が活動につながる仕組みがある】【地域の介護予防の課題を共有して解決に取り組んでいる】【やりがいを感じながら介護予防に取り組んでいる】【介護予防に必要なヒト・モノ・カネがある】【地域の人々が情報交換して交流できる】の5因子24項目からなる評価指標を開発した。開発した指標は、住民が自ら地域の介護予防システムを評価することができ、関係者と共にシステムの推進に向けた活動を意図的に展開する上で、有効な指標と考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括ケアの時代、住民の活動は様々な分野で急速に発展している。介護予防の分野においても住民主体の活動が広がり、重要な役割を果たしている。システムの構成員であり、システム推進において重要な役割を担う一員でもある住民の視点から、介護予防システムを評価する指標を開発することは、住民との協働によるシステム推進を考える上で重要と考える。 介護予防の必要な人が活動につながる仕組みがあり、地域の人々が情報交換して交流しできること、介護予防の課題を共有して解決に取り組み、介護予防の活動にやりがいを感じて取り組んでいるということが、住民が捉える介護予防システムの評価の構成要素であることを明らかにできた。
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