研究課題/領域番号 |
18K10525
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 四天王寺大学 (2019-2022) 人間環境大学 (2018) |
研究代表者 |
坂口 京子 四天王寺大学, 看護学部, 准教授 (30635149)
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研究分担者 |
赤井 由紀子 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (70290434)
河野 保子 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (80020030)
讃井 真理 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (20412330)
河野 理恵 目白大学, 人間学部, 准教授 (40383327)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高齢介護者 / 認知症者 / 睡眠障害 / 老々介護 / 認知症者の家族 / 睡眠の改善 / 高齢介護者の睡眠状況 / 主観的睡眠障害の実態 / 客観的睡眠障害の調査 / 睡眠教室 / 高齢介護者の睡眠障害 / 介護による介護負担感 / 認知症者の将来の不安 / 介護者の社会的参加の効果 / 教育ケアプログラム / 睡眠 / 高齢認知症者 / 在宅 |
研究成果の概要 |
高齢認知症者を在宅で介護者する高齢者の睡眠状況を調査した。 高齢介護者の睡眠状況は約8割が、睡眠障害を持っていた。主な原因は認知症者の介護負担感と疾患や生活の不安による精神的負担が大きいことであった。7施設の老人福祉施設で睡眠教室を開催する計画を立案した。内容は①睡眠の重要性 ②睡眠障害の影響 ③良質な睡眠を得る工夫であった。数年間コロナ感染のために教室の開催ができず、睡眠状況のみ明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先行研究では認知症者の研究は多いが、高齢介護者を介護する認知症者の高齢介護者、つまり老々介護による介護者の睡眠の実態という研究はほとんどなかった。一般高齢者の睡眠障害は約3割と報告されているが、この研究で、認知症者を自宅で介護する高齢介護者の約8割が睡眠障害を持っていることが明らかになった。しかも高齢介護者は嗣明障害を自覚していながら、診療や睡眠薬の服用などはほとんどなく、日常生活の負担やや精神ストレスが高いことがわかった。
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