研究課題/領域番号 |
18K10561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 (2022) 兵庫医療大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
森 明子 兵庫医科大学, リハビリテーション学部, 准教授 (90461243)
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研究分担者 |
永井 宏達 兵庫医科大学, リハビリテーション学部, 准教授 (00633348)
横井 悠加 城西国際大学, 福祉総合学部, 准教授 (80804244)
藤岡 宏幸 兵庫医科大学, リハビリテーション学部, 教授 (10252777)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 尿失禁 / 身体活動 / 地域在住女性 / 身体機能 / 歩数 / 中高年女性 / 歩行機能 |
研究成果の概要 |
本研究は地域在住女性における尿失禁と身体活動量の関連性に着目した研究である.コロナ感染症拡大の影響を受けたため,当初予定した研究対象者数をリクルートすることは断念となったが,これまでに蓄積されたデータ解析を進めた.その結果,すべての研究対象者の平均歩数(6,820±2,419歩)より低歩数者は,尿失禁のため日常生活への何らかの影響があり,持続的な身体活動時間の確保が難しくなっているのではないかと考えられた.また,尿失禁が活動の機会を低下させており,身体活動増加によりQOL改善または低下を予防させる可能性は否定された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における低歩数者(6,820歩以下)は,尿失禁が理由となる日常生活への何らかの影響があり,持続的な身体活動時間の確保が難しくなっていることが分かった.また,尿失禁は様々な活動の機会を低下させるため,身体活動の増加により生活の質の改善や低下を予防させる可能性は否定された.これらより,尿失禁に対するアプローチには骨盤底筋トレーニングなど骨格筋に対する集中的なトレーニングと並行し,身体活動の維持向上を図ることがQOLの観点から重要であることが示唆された.
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