研究課題/領域番号 |
18K10570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
松浦 治代 鳥取大学, 医学部, 教授 (70243409)
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研究分担者 |
山本 美輪 香川大学, 医学部, 教授 (70353034)
三好 陽子 鳥取大学, 医学部, 准教授 (80746967)
吉村 純子 鳥取大学, 医学部, 助教 (10757694)
徳嶋 靖子 鳥取大学, 医学部, 助教 (30548649)
南前 恵子 鳥取大学, 医学部, 教授 (30252878)
仁科 祐子 鳥取大学, 医学部, 教授 (70362879)
金田 由紀子 鳥取大学, 医学部, 准教授 (30335525)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 難病 / 患者会 / 災害 / 災害支援 / 災害対策 / 災害準備 / 難病患者 / 高齢者 / コミュニティ / 備え |
研究成果の概要 |
難病患者会には、会員の災害対策への支援が期待されているが、会員の災害支援の実際については、「できるだけする」が27.7%、「できればする方が良い」が27.7%、「会としてするには無理がある」が40.0%であった。会として実施できるものとして「心の支えになる」「情報発信する」の回答が多く、「避難訓練」「物資を届ける」は少なかった。課題としては、「会員の症状等に合わせてマニュアルやルールブックを作るのは難しい」「行政や専門医など専門家の支援が欲しい」等があげられた。会ごとに具体的な対策を講じたいが患者会だけでは難しい現状にあり、医療機関や行政、専門医等のとのつながりを必要としている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の調査は、患者会としてできる災害対策の重要性を再確認し、具体的に考えるきっかけづくりとなった。患者会には、平常時からの会員の準備を支援する役割がある。その特徴に合わせた地域との関係作りも含めたきめ細やかなアドバイスが可能である。しかし、その実施は会単独では困難で、具体的な対策を実施している会は関係機関や専門医との連携があった。行政機関や専門医との連携により、地域住民も巻き込んだより具体的で安心できる支援ができる可能性が明らかになった。
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