研究課題/領域番号 |
18K10571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
谷垣 靜子 岡山大学, 保健学研究科, 特命教授 (80263143)
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研究分担者 |
長江 弘子 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (10265770)
岸田 研作 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (30346407)
乗越 千枝 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (70389500)
仁科 祐子 鳥取大学, 医学部, 教授 (70362879)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 訪問看護 / 重度療養者 / 在宅がん患者 / 訪問看護師 / アセスメント指標 / 訪問看護活動 / 意思決定支援 / 生活満足 / 質評価 / アウトカム指標 |
研究実績の概要 |
本研究の研究の目的は、重度療養者を対象に、QOLを生み出す訪問看護「活動」のプロセスとアウトカムに着目して分析を行い、訪問看護活動の見える化を測る指標の開発と検証を行うことである。 令和5年度は、重度療養者に対する訪問看護師のケアのプロセス/アウトカムの要素を明らかにした。研究方法として選択したのは、事例研究の方法である。研究において重度療養者のQOLとしていたが、重度療養者には幅があることから、事例の対象をがん終末期患者とした。がん終末期患者を支援する訪問看護師は、臨床経験豊富な専門看護師および熟練看護師とした。ベナーは中堅レベルを3~5年ほどケアをした看護師としている。今回は5年以上の看護実践のある看護師とした。データ収集は、インタビューガイドを用いて訪問看護師に看護実践を尋ねた。データ分析は、質的記述的手法を用いた。インタビュー前には、研究参加者の個別情報(看護経験年数、看取り件数など)および事例の療養者の経過を簡潔にシートにまとめてもらった。研究の結果、訪問看護内容は4つにまとめられた。①身体をきれいにするという基本的なケアを大切にする ②患者や家族のこころの安定につながる聴く態度に徹する ③リスクを予測しながら家のなかでは自由にしてもらい看護る ④介護する家族の置かれている状況を捉え,声をかける であった。 現在論文化をおえて、投稿中である。 がん終末期患者のQOLを生み出すプロセル指標は、結果から示された内容を項目化して作成する予定である。
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