研究課題/領域番号 |
18K10579
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
片倉 直子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60400818)
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研究分担者 |
松澤 和正 帝京大学, 医療技術学部, 教授 (00383092)
加藤 憲司 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (70458404)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 統合失調症 / 認知機能障害 / 訪問看護 / 認知機能訓練 / 認知矯正療法 / 認知矯正法 / 認知機能 / ケアプログラム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、神経・社会的認知機能障害を有する統合失調症をもつ訪問看護利用者へのアセスメントとケア方法を開発することである。アセスメントは、BACS-Jという統合失調症用の認知アセスメントツールを選び,ケア方法は,認知機能訓練(訓練)は,既存の「コグトレ(宮口,2015)」を参考に作成した.記憶機能,遂行機能,注意機能の認知機能領域をくみあわせ,訪問看護時間を1週~2週に1回60分と想定し,1回45分程度の訓練を12回分作成した. 今後は,このケア方法を使用して,効果と実行可能性を検討していく予定である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、これまで経験的に訪問看護が提供していた認知機能障害のケアについて,根拠にもとづく体系的な看護を展開できるようになり,その障害を有する統合失調症をもつ訪問看護利用者の日常生活能力や就労に役立つことが期待できる.また、この領域に初めて関わる訪問看護師が,理論的根拠を踏まえた上でケアの方向性を実践しやすくなる.
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