研究課題/領域番号 |
18K10596
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 (2022) 兵庫医療大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
堀口 和子 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (30379953)
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研究分担者 |
鈴木 千枝 兵庫医科大学, 看護学部, 准教授 (10635832)
久保田 真美 兵庫医療大学, 看護学部, 助教 (60759752)
岩田 昇 桐生大学, 医療保健学部, 教授 (80203389)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 多重介護 / 家族介護者 / 支援方略 / 家族支援 / 在宅介護 / 家族介護 |
研究成果の概要 |
本研究では多重介護の実態および問題点を明らかにし, その支援方略を検討した。多重介護を担う家族介護者は比較的若く, 就労者が多かった。要介護者は実父母や義父母で, 重中度者と軽度者の組み合わせが最も多かった。時間的な余裕がないなか,ほぼ毎日何らかの介護を複数担っている者が多く,精神的な負担を感じていた。多重介護者には、状況に応じた介護サービスの検討,介護者の健康面に配慮したレスパイト入院・ショートステイの定期的な活用,地域住民による互助などを検討すること,多重介護の特徴を理解した上で,多重介護者の意思を尊重し,多職種で情報共有しながら支援することの重要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における学術的意義は,1)多重介護の実態を明らかにしたこと,2)多重介護を担う家族介護者への支援を検討したとこである。これらは,これまでの研究で取り組まれておらず,その実態は明らかになっていないことから,本研究の新規性と言える。本研究における社会的意義は,多重介護の実態を明らかにしたことで,地域の専門職者による多重介護への理解となり、支援方略の創出につながる。
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