研究課題/領域番号 |
18K10599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 国立保健医療科学院 |
研究代表者 |
大澤 絵里 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (30520770)
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研究分担者 |
市川 学 芝浦工業大学, システム理工学部, 准教授 (60553873)
峰 友紗 尚絅学院大学, 総合人間科学系, 准教授 (90587651)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 子育て支援システム / ユーザー視点 / 地理情報 / 評価 / 地域子育て支援 / システム評価 |
研究成果の概要 |
本研究では、親の子育てに対する思いを考慮し、地域の子育て支援資源の評価し、子育て支援システム評価モデルの可能性を検討した。いくつかの自治体を対象にし、地域子育て資源までの所要時間を点数化し、指標の作成と地図への色付けで可視化をした。またA市において、居住エリアを対象にして、「この地域で子育てがしたいか-そう思う」の回答の割合と子育て資施設の所在との関連をみたところ、公園などの子育て資源施設との所要時間と関連があった。マルチレベル解析をした結果も、同じような傾向がみられた。育児困難感は、子育て資源施設の距離や数は、関連がみられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域における子育て支援の評価は、事業やプログラム評価の視点の研究はいくつか報告されているが、地域の子育てを取り巻く環境や支援システム全体としての評価の視点の研究は極めて少ない。本研究では、子育てをとりまく環境を、定期的に自治体が実施する親の育児に対する思いや考えの質問への回答を活用し、ユーザー視点を考慮し分析した結果が得られ、地域の子育て支援システム評価に新たな視点を加えられる可能性を示唆できた。
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