研究課題/領域番号 |
18K10617
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大東文化大学 (2019-2022) 日本医療科学大学 (2018) |
研究代表者 |
森田 恵子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (60369345)
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研究分担者 |
伊藤 直子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (10448623)
佐野 智子 城西国際大学, 福祉総合学部, 教授 (50348455)
長田 久雄 桜美林大学, 大学院 国際学術研究科, 特任教授 (60150877)
渡辺 修一郎 桜美林大学, 健康福祉学群, 教授 (20230964)
奥山 陽子 日本医療科学大学, 保健医療学部, 講師 (70817882)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 加齢性難聴 / 研修会 / 医療・福祉従事者 / コミュニケーション / 行動変化 / 医療職者 / 研修 / 高齢難聴患者 / 看護師 / 対処行動 / 研修プログラム / 医療職 / 高齢者 / デンマーク / 難聴対策 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、「加齢性難聴に関する理解と対応」に関する研修プログラムを作成し、医療・福祉等に従事する職員に研修を実施し、研修が及ぼす影響を明らかにすることである。文献および海外における難聴対策の視察などから得た知見より、難聴者へのコミュニケーションの工夫尺度(以下、尺度)22項目を抽出した。4回1シリーズの研修会をハイブリッド(オンライン+動画配信)方式で実施し、研修前後の自己の意識や行動の変化について、尺度および自由記述により回答を求め、尺度の22項目中4項目において行動が変化している傾向があることを確認した。研修会は、職員の難聴者対応能力の向上に寄与できる可能性あると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢難聴患者の適応的な対処行動の支援、看護の質の向上のため、高齢入院患者と看護師に対する研修の開発は重要であると考えた。しかし、日本において、公的機関・民間による難聴者への対応に関する研修制度は見あたらない。また、医療職者や難聴高齢者等に対する難聴およびコミュニケーションの理解と対応に関する研修の効果は明らかにされていない。本研究の意義として、研修の開発およびこの研修の効果を明らかにすることにより、看護職を含む医療・福祉従事者の対応の質の向上に貢献できること、また高齢者の医療満足度の向上に繋がるものと考えた。
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