研究課題/領域番号 |
18K10627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 四日市看護医療大学 (2021-2023) 日本赤十字豊田看護大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
大谷 喜美江 四日市看護医療大学, 看護医療学部, 准教授 (30507843)
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研究分担者 |
長谷川 喜代美 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (90313949)
佐藤 真由美 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (40375936)
廣田 直美 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (90793406)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医療機関保健師 / 地域包括ケア / 地域包括ケアシステム / 管理監督者の期待 / インタビュー調査 / 役割 / 文献検討 / 自己評価指標開発 |
研究成果の概要 |
本研究では、1.医療機関保健師に関する文献検討、2.医療機関保健師及び管理監督者へのインタビュー調査、3.特定健康診査機関の保健師へのアンケート調査、4.医療機関保健師のweb交流会を実施した。その結果、文献検討から「地域への貢献」も保健師の役割だと分かった。インタビュー調査では、保健師は個別支援・集団支援をとおして地域と連携していた。また管理監督者は、保健師に地域に開かれた病院づくりを期待していた。アンケート調査では、大多数が地域包括ケアシステムづくりの重要性を認識する一方、内容の理解者は約6割であった。web交流会では医療機関保健師特有の悩みや課題を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保健師は、関係機関との協働や社会資源の組織化、健康を支えるシステムの創生などに取り組む。地域包括ケアシステムを構成する医療機関にも保健師が就業するが、6.4%(2020年)と就業保健師総数に対し少ない。そのため先行研究が少なく、実態把握が不十分な状況にある。本研究では、医療機関保健師の具体的な役割や地域包括ケアシステムに関する認識等を把握しており、一定の意義があった。また医療機関には保健師職専用の教育研修体制が整備されていないことが多く、学習・情報収集の機会が乏しい。本研究では医療機関保健師を対象としたweb交流会を設定し、情報交換や日頃の悩みや課題を共有する機会を提供できた。
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