研究課題/領域番号 |
18K10638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
丹 智絵子 神戸大学, 保健学研究科, 保健学研究員 (60588490)
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研究分担者 |
塩谷 英之 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (00294231)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 体表温度 / 日内リズム評価 / 高齢者 / 体表温度日内リズム / 周期回帰分析 |
研究成果の概要 |
若年者、壮年者、高齢者の自由行動下における体表温度の日内リズムを比較した。その結果、3群とも24時間のリズムは保たれており、位相時間も3群で有意な差は認められなかった。一方、24時間における体表温度の中間値および振幅は、若年者に比べ壮年者、高齢者では有意な差が認められた。次に、リハビリテーション施設に入院中の高齢者において入院中と退院後の体表温度日内リズムを比較した。その結果、入院中の体表温度の中間値と振幅は退院後の結果と比べて有意な差を認め、また、若年者の結果と似た特徴が得られた。これらの結果より、高齢者においては環境変化によって体表温度日内リズムに大きな変化が起こりうることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加齢による生理的変化に伴い、高齢者は規則正しい生活リズムの維持が困難になりやすい。しかし本研究では、高齢者においても基本的には壮年者と同程度の日内リズムは維持することが可能であり、望ましい環境下では若年者と同様の日内リズムを有することが推測された。本研究における対象者の背景を踏まえると、これらの結果は高齢者における環境の重要性を示すものと考える。すなわち、リハビリテーション時の規則正しい生活は日常生活動作の維持だけでなく、生理的な日内リズムの維持にも寄与する可能性があり、高齢者の生活を整えるための支援を導き出す一助になると考えられる。
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