研究課題/領域番号 |
18K10665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 関西医科大学 (2022) 川崎医療福祉大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
山本 加奈子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (30438080)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | SNS / 健康教育 / ラオス / Facebook / COVID-19 / 感染症対策 / 情報伝達 / スマートフォン / デジタル |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ラオスにおいてデジタル型健康教育モデルの開発をすることであった。ラオスでは、スマートフォンが急激に普及し、人々はインターネットを使用する機会が増えていた。そこで、SNSを活用した健康教育に着目し、その有効性を検討した。COVID-19の流行に伴い、その感染状況や対策に関する情報取集の手段を調査した。結果、都市部の人々は、Facebookを活用しCOVID-19に関する情報を入手していた。しかし、農村部の人々は、Facebookを使用していたが、それらの情報を入手していなかった。都市部と農村部では、情報量が違っており、伝達は意図的に行っていく必要性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究疑問は、SNSを活用することで、人々に健康に関する有益な情報伝達ができるかどうか、ということであった。新型コロナウイルス感染症の流行は、世界的な課題であった。経験のない感染症に対し人々は恐怖を感じ、その情報を集めた。本研究の成果は、同じ国内であっても、その生活環境の違いにより、情報入手の手段が違っているということが明らかになった。デジタル化がすすむ現代において、SNSはとても有効な情報発信の手段であると考える。新たな情報発信の手段と有効性や課題を明らかにすることができ、今後の感染症対策を含む、健康教育方略を検討する上で意義があるといえる。
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