研究課題/領域番号 |
18K10682
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
大橋 鈴世 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50440889)
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研究分担者 |
生駒 和也 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50516044)
三上 靖夫 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80360030)
城戸 優充 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30729281)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | サルコペニア / 拡散テンソル法 / MR画像 / 骨格筋機能 / MRI |
研究実績の概要 |
サルコペニアは,健康長寿の妨げになる要因となり,その予防・対策の確立が重要となる.サルコペニアでは,骨格筋に脂肪浸潤,浮腫,線維化,筋線維の質・サイズ・配向の変化などが生じているとの報告があるが,このような筋の内部構造の変化を非侵襲的かつ定量的に評価し,筋機能との関連性を明らかにする方法を確立することができれば,今後のサルコペニアへの対策樹立に役立つものと考える.拡散テンソル法(diffusion tensor imaging: DTI)は MRIを用いた組織の評価方法の一つである.中枢神経領域で急激に発展し,脳白質の内部微細構造の可視化,変性の評価などに臨床応用されている.一定の方向性(水分子の組織異方性)を持つ組織の構造評価に優れているため,神経組織と同様に組織異方性を有する骨格筋についてもその応用が期待されており,正常筋や損傷筋の評価に対する有用性が近年報告されている.本研究の最終目的は,MRIを用いた画像評価法である拡散テンソル法を骨格筋に用いて,骨格筋の機能を画像により描出することで,サルコペニアを可視化するというものである. 具体的には,サルコペニアを有する高齢者群と非サルコペニア高齢者群とにおいて下肢・体幹の骨格筋をMRI撮像し,そこから作成したDTI画像を用いて筋のDTIパラメータ(λ1,λ2,λ3,FA値(fractional anisotropy value))を測定する.得られたこれらのDTIパラメータと筋力,身体能力(歩行速度・バランス能力など)との相関を各群について調査することにより,DTIを用いた骨格筋の機能評価が可能であることを証明する.
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