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立位能力と下腿筋量に焦点を当てたフレイルの客観的評価と理学療法介入時期の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K10705
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

稲岡 プレイアデス千春  金沢大学, 保健学系, 助教 (90507386)

研究分担者 淺井 仁  金沢大学, 保健学系, 教授 (50167871)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードフレイル / 立位バランス / 筋厚 / 地域高齢者 / 下腿筋量 / 転倒予防
研究成果の概要

地域在住高齢者を対象に手すり付き重心動揺計による立位バランス、超音波による下腿筋厚、バランス評価などを1年又は2年間隔で2回測定した。プレフレイル群は握力と歩行速度の低値が主な分類要因であった。結果、健常群とプレフレイル群で立位保持能力(足圧中心動揺、手摺りにかかる力)及び下腿筋厚に差は認められなかった。しかし、プレフレイル群において開眼・手すりあり及び手すり無し時の総軌跡長と腓腹筋厚に不の相関があった。これらの結果からプレフレイルの段階では腓腹筋の筋厚の減少と共に手すりの有無を関わらず開眼の立位保持時の身体動揺が増加していると示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、フレイル評価基準によって健常者群、プレフレイル群に分類された高齢者を対象にして、立位保持能力、下腿筋厚、及びバランススケールを縦断的に測定した(半年~1年ごとを3年間)。そして、各群ののデータにより、フレイルの予防に立位保持能力と下腿筋筋厚を客観的に捉え、理学療法介入の適切なタイミングを考察した。本研究の結果では、経時的にタイムアップアンドゴ(TUG)テストのタイムの増加、手すりを使った立位保持時の足圧中心の総動揺の増加、そして腓腹筋の筋厚の減少が最も注意するべき項目であり、介入するタイミングであると示唆された。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] NOVEL STABILOMETER WITH ATTACHED SENSORED-HANDRAIL FOR OBJECTIVELY ASSESSING STANDING BALANCE IN INDIVIDUALS WITH STROKE.2019

    • 著者名/発表者名
      稲岡プレイアデス千春
    • 学会等名
      WCPT、Geneva, Switzerland, 10-13 May 2019.
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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