研究課題/領域番号 |
18K10716
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 千葉県立保健医療大学 (2018, 2022) 千葉大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
佐藤 大介 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (00381682)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知行動療法 / 不眠障害 / 不眠 / リハビリテーション / 睡眠・覚醒 / ストレスマネジメント |
研究成果の概要 |
インターネット認知行動療法(ICBT)あるいは「3つの良いこと」エクササイズ(TGT)を4週間行うことが不眠の問題に対して効果があるかどうかをRCTによって検証した。不眠の問題を抱えた成人312名を無作為に割り付け(インターネット認知行動療法:ICBT群106名、「3つの良いこと」エクササイズ:TGT群103名、待機:WLC群103名)、4週間の介入期間を経た270名の4週及び8週時点のPSQIの得点を分析した。分析の結果、4週時において、ICBT群、TGT群ともにWLC群よりPSQIが有意に減少した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
必ずしも改善につながらない睡眠薬による治療が、長期連用、依存、多剤併用等の問題を起こし、生活習慣病と同様に、不眠に対しても薬物治療だけでなく、エビデンスに基づいた生活指導を導入することの意義が示された。不眠についての不安を高めるような認知や行動の悪循環のパターンの変容を促す認知行動療法が治療の第一選択として活用されることで、利用しやすいインターネット上の生活指導としての不眠改善プログラムを提供することができれば、多くの人々の生活の質(QOL)の向上や医療費の適正化が期待できる。
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