研究課題/領域番号 |
18K10723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
中原 康雄 帝京大学, 医学部, 准教授 (80595968)
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研究分担者 |
緒方 直史 帝京大学, 医学部, 教授 (10361495)
芳賀 信彦 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80251263)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | リハビリテーション / バーチャルリアリティ |
研究成果の概要 |
本研究では新たなVRリハビリテーション(VRR)訓練システムを開発し、臨床への応用に向けての検討を行った。その結果、視線入力を用いることで遠位空間, 近位空間における注意障害, 半側空間無視といった高次脳機能障害に対する訓練, ハンドトラッキングを用いた上肢機能訓練, 実際の歩行が困難な状態でも足踏みが可能な段階から仮想空間内で歩行訓練が可能となる下肢機能訓練といった新たな試みとしての訓練システムを開発した。開発したVRRシステムを使用した検討では楽しみを感じながらのリハビリテーション訓練の実施継続が可能であり、今後対象者や訓練コンテンツの種類を増やし、さらなる検証を行っていく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
“リハビリテーション”を実施するうえで、効果的な訓練法の開発は常に重要な課題となります。本研究ではバーチャルリアリティという新しい技術を用いたリハビリテーション訓練の開発に向けた研究を行い、高次脳機能障害, 上肢・下肢機能障害に対するバーチャルリアリティ技術を用いた訓練システムを開発しました。超高齢化社会の到来とともに、リハビリテーションの需要は急速に増加しており、本研究によりバーチャルリアリティを用いたリハビリテーションによる治療法の発展につながれば、社会に対する貢献度も高いと思われます。
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