研究課題/領域番号 |
18K10730
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 畿央大学 |
研究代表者 |
祐實 泰子 畿央大学, 健康科学部, 准教授 (80425454)
|
研究分担者 |
今北 英高 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (00412148)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 骨格筋 / サルコペニア / 再生修復制御 / 筋芽細胞 / 微小環境 / 筋の再生 / 筋芽細胞の分化 / トランスクリプトーム / 線維芽細胞 / 細胞老化 / 人工細胞培養系 / 老化 / 人工培養細胞系 / 筋の分化 / 幹細胞ニッチ / 初代細胞培養 / 筋再生 |
研究成果の概要 |
多くの分子が骨格筋の再生修復制御に関与することが明らかになっているが、老化に伴う骨格筋の線維化や筋量の減少(サルコペニア)などの問題を解決するには至っていない。そこで、本研究では骨格筋細胞の分化に影響を与える可能性のあるものとして、周りの環境からの影響に着目した。中でも、骨格筋の低酸素状態や骨格筋が存在する環境にいる線維芽細胞の影響を重要だと考え、構築した細胞培養系を用いて、筋細胞の分化に低酸素や線維芽細胞が影響を与える可能性を示す事が出来た。また、新しく筋細胞の分化に影響を与える分子を明らかにするため、全トランスクリプトーム発現プロファイリングを実施した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、老化に伴う骨格筋の線維化や筋量の減少(サルコペニア)に着目して、どのようなメカニズムで加齢による筋の萎縮や減弱が起こるのか明らかにしようと考えた。結果、骨格筋の再生修復制御には、骨格筋の周りの環境も重要であることを細胞レベルで示すことができた。さらに、その影響を遺伝子レベルで解析できたので、骨格筋の再生修復制御に関わるメカニズムの解明、さらに検査や治療の標的になる分子の同定の可能性も示すことができたと考えられる。
|