研究課題/領域番号 |
18K10733
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
佐伯 覚 産業医科大学, 医学部, 教授 (20269070)
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研究分担者 |
松嶋 康之 産業医科大学, 医学部, 准教授 (10412660)
伊藤 英明 産業医科大学, 医学部, 講師 (30609201)
白石 純一郎 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (20525430)
蜂須賀 明子 産業医科大学, 医学部, 助教 (90646936)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 非侵襲的大脳刺激 / ボツリヌス毒素療法 / 脳卒中 / リハビリテーション / 痙縮治療 / 経頭蓋直流電気刺激 / 痙縮 |
研究成果の概要 |
本研究では、脳卒中片麻痺上肢痙縮に対するボツリヌス療法(BoNTA)の効果増強や効果延長が得られるリハビリ治療を同定することを目的に、BoNTA治療後の脳卒中患者を対象に経頭蓋直流電気刺激(tDCS)治療群とSham(偽刺激)治療群の2群に振り分けた無作為化臨床試験を実施し、痙縮抑制効果増強および効果持続延長を治療条件の違いによって比較し、本併用療法が上記効果に及ぼす影響を短期的および長期的に検討した。tDCS群で痙縮抑制効果の効果増強や期間延長がみられる例があるものの、症例によって異なる傾向を示し、個体差が大きく関与している可能性も示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、脳卒中片麻痺上肢痙縮に対するボツリヌス療法(BoNTA)と経頭蓋直流電気刺激の効果増強や効果延長などの併用効果がみられる例も確認されたことから、BoNTA追加施注までの期間を延長することが可能となり、対象患者の身体的負担ならびに医療費の軽減が期待される。また、先進的リハビリの発展の一助につながる。
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