研究課題/領域番号 |
18K10740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
羽田 康司 筑波大学, 医学医療系, 教授 (80317700)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小児切断 / 義手 / 3Dプリンター / esports / 筋電義手 / 3Dプリンタ |
研究成果の概要 |
3年間の研究を通じ、2名の先天性腕欠損症児に対し、我々の方法に基づく計測および義手作成を反復した。ソケット採型に適切な計測時姿勢・肢位を確立することにより、安定した上肢切断端の三次元スキャンおよび3Dプリンタによるソケット作成・使用訓練を行った。継時的な計測データの集積を行い、成長に伴う断端サイズ・形状の変化に応じた実際のソケット作成および微調整が可能となった。またCADソフトウェアを用いた脱着式の手先具作成により、目的に応じた義手への簡易的な変換が可能となった。また腕欠損症児のためのesportsのコントローラー操作目的のためのデバイスを新たに考案・作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デジタル化技術を基に経時的に変化する先天性腕欠損児の身体所見(断端のサイズや形状測定と成長に伴う変化の計測)を定量化し3Dプリンタを用いて出力する技術を確立した。この技術を通じて安価で繰り返し修正も容易な義手作成が可能となり、より早期からの義手を用いたリハビリテーション訓練介入を通じて運動学習を支援することにより、患児の将来の活動の質をより向上させるためのアプローチ実現可能性を示すことができた。
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