研究課題/領域番号 |
18K10746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
細見 直永 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 研究員 (70363190)
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研究分担者 |
吉川 峰加 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (00444688)
青木 志郎 広島大学, 病院(医), 助教 (10457236)
栢下 淳 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (40312178)
吉田 光由 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (50284211)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳卒中 / 嚥下障害 / 誤嚥 / 嚥下造影検査 / 舌圧 |
研究成果の概要 |
脳卒中に伴い生じる嚥下障害は誤嚥性肺炎のリスクとなり、生命予後や転帰に大きく影響する。またそれは医療・介護費の増大にもつながる。そのため誤嚥性肺炎を未然に防ぐための評価と対策が重要である。申請者らのグループは、舌圧測定器を導入し、脳卒中急性期患者の低舌圧が肺炎予測になるとの報告を行なった。具体的には、①物性計測した複数の検査食を用いてVFを施行し、舌圧値に応じた安全な食事形態の特定、②VFの時相解析を行い、嚥下メカニズムにおける舌圧の関与の解明、③脳画像診断を行い、脳卒中で障害された領域との比較により各種嚥下障害を引き起こす中枢領域の解明を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本人の死亡原因第4位である脳卒中の、特にその死亡に至る原因の一翼を担っている誤嚥性肺炎に対して適切な介入を行うためには、正確にその病態を把握し、介入方法を検討する必要がある。また、脳障害に伴い嚥下障害を認める脳領域を特定しえたことから、更なる検討に向けた一助となる結果が得られたと考える。
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