研究課題
基盤研究(C)
General Movements(GMs)評価で最も有用なfidgety運動の判定精度向上を行う教材を作成した。評価者個々の判定精度の調査を実施し、判定精度が臨床実践に不十分であることが判明した。本研究当初の構想は、参照ビデオと並列表示し、より近いパターンに判定するシステムであったが、試行の結果視覚的ゲシュタルトに混乱を来しかえって判定精度が低下した。そこで、評価者個々で繰り返し評価能力の校正を可能とする、映像教材を作成することにした。作成した映像教材により、臨床実践に耐えうるまで判定精度が高まることを確認し、DVD教材化した。DVDは国内のGMs評価を目指す評価者に無償で配布した。
非侵襲的に行え乳児期早期から発達予後予測に有用であるGMs評価を、本邦で臨床的、学術的に実践するためには、判定精度を確認し、評価の信頼性を担保する事がまず重要である。本邦においては評価精度の担保がないまま、独学で得た知識で多くの評価者が実践している現状であった。本研究により現状の問題点が明らかになり、その解決策となる映像教材を作成し配布できた。映像教材はDVDであり汎用は容易である。評価者が自身で繰り返し利用する事で判定精度の向上につながることも確認できた。本研究によりGMs評価を広く実践し、脳性麻痺に代表される発達の異常の早期発見、早期療育介入につながる極めて実践的な成果が得られた。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 備考 (3件)
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