研究課題/領域番号 |
18K10752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
中川 周士 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30643382)
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研究分担者 |
新井 祐志 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50347449)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 運動療法 / サルコペニア / 低酸素 |
研究成果の概要 |
関節リウマチに対する運動療法が関節破壊やサルコペニアに与える影響について検討した。動物関節炎モデルをmildな負荷のトレッドミル走行を行い関節破壊や炎症、下肢周囲筋の筋萎縮の程度について評価した。関節炎モデルに対してのトレッドミル走行は関節破壊を抑制し、TNF-αやConexin43といった炎症性因子を抑制した。また下肢筋は関節モデルの自然経過では著明な筋萎縮および線維化を生じていたのに対して、トレッドミルを行った群では筋萎縮および線維化は軽度であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
関節リウマチ患者に対する運動療法は関節破壊を助長する可能性があるためこれまで積極的に日常診療では行われてこなかった。本研究では適切な時期にmildな負荷量であるトレッドミル走行を行うことで関節破壊や筋萎縮を改善させる効果が明らかにした。関節リウマチに対する治療として薬物療法に加えて運動療法を併用して行うことで安全かつ効率的に治療効果を高める可能性を示したことが本研究の意義と考える。
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