研究課題/領域番号 |
18K10754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 北海道千歳リハビリテーション大学 |
研究代表者 |
森野 陽 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 准教授 (00809460)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 随意的咳嗽力 / cough peak flow / 地域在住高齢者 / 咳嗽力 / cough peak fiow / 咳の呼気流速 / トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究では、地域在住高齢者の随意的咳嗽力 (cough peak flow: CPF) に影響を与える要因を明らかにし、その上でどのようなトレーニング方法がCPFを改善させるかを明らかにすることを目的とした。 CPFには影響を与える要因について、対象者46名について解析を行った結果、先行研究で報告されていた呼吸筋筋力だけでなく、腹筋筋力ならびに身長も影響を与えることが明らかになった。トレーニング方法に関する検討については新型コロナウィルス感染症により、飛沫感染リスクが高い本研究において、2019年度以降研究の実施を見合わせることとなり、明らかにすることはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者における誤嚥性肺炎は増加の一途をたどっており、随意的咳嗽力は誤嚥性肺炎を予防することにつながる可能性のあるものであると言われている。これまで随意的咳嗽力は呼吸筋筋力が影響すると言われていたが、本研究は呼吸筋筋力だけでなく腹筋筋力も随意的咳嗽力に影響を与えることを明らかにした。呼吸筋よりも腹筋はトレーニングを行いやすい部位であるため、本研究結果は誤嚥性肺炎の予防に呼吸リハビリテーションが関与できる可能性を示している。
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