研究課題/領域番号 |
18K10778
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
緒方 祐子 九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (50549912)
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研究分担者 |
光安 岳志 九州大学, 大学病院, 講師 (00380519)
藤原 百合 大阪保健医療大学, 言語聴覚専攻科, 客員教授 (40346515)
中村 誠司 九州大学, 歯学研究院, 教授 (60189040)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 口唇口蓋裂 / 標準的口蓋裂言語評価法 / 聴覚判定 / 言語評価 / 口蓋裂 / 標準的言語評価 / 多施設研究 / 口蓋裂言語 / 聴覚的評価 |
研究成果の概要 |
口唇口蓋裂の言語治療における評価には,評価者間/施設間での同じ指標を持った評価基準の設定が肝要である.標準化されたスピーチサンプルや方法を用いることにより口蓋裂言語の比較研究を推進することが可能となり,その結果, より質の高い治療を口 蓋裂患者に提供することができる.本邦において は,口蓋裂言語に関する標準的評価法が未確立だったため,申請者らは,2018-2022 年度の基盤研究(C)にて,標準的口蓋裂言語評価 法(Cleft Audit Protocol for Speech-Augmented-Japanese: CAPS-A-JP)の策定を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口蓋裂患者を対象とした日本語版口蓋裂言語評価法(CAPS-A-JP:Cleft Audit Protocol for Speech-Augmented-Japanese)の策定を行なった。本評価法は、国際的に広く口蓋裂の言語療法の臨床面のみならず、研究面でも広く使われている標準的口蓋裂言語法を踏襲した日本語版の評価法である。この評価法が策定されたことにより、同じスピーチサンプルを使い、同じ評価基準で、口蓋裂患者のことばを評価されることから、今まで難しかった評価者間/施設間で、比較検討が可能となる。このことは、本邦のさらなる質の高い口蓋裂の言語療法が提供できることが期待される。
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