研究課題/領域番号 |
18K10796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 星城大学 (2020) 豊橋創造大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
大野 善隆 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (80440808)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 骨格筋 / 筋萎縮 |
研究成果の概要 |
本研究では、乳酸による骨格筋萎縮の予防・回復効果ならびにメカニズムを明らかにするために、乳酸刺激の筋萎縮予防への影響、乳酸刺激の筋萎縮回復への影響、乳酸刺激の乳酸受容体シグナルへの影響を検討した。その結果、乳酸は廃用性筋萎縮の予防に寄与することが示唆されたが、筋萎縮の回復に及ぼす影響は筋線維タイプで異なる可能性が考えられた。乳酸による筋増量には、乳酸受容体およびタンパク質合成・分解を調節するAMPKが関与すると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は実験動物を対象に、乳酸刺激による骨格筋萎縮の予防・回復効果を検討した。その結果、乳酸刺激は廃用性筋萎縮を一部抑制することが示された。この乳酸による筋増量(筋量減少の抑制)には、タンパク質分解の抑制が関与すると考えられた。乳酸が骨格筋量に及ぼす影響を明らかにする本研究の成果は、運動困難者向けの新たな筋萎縮対策法の開発に有益な情報となると考える。
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