研究課題/領域番号 |
18K10798
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
兒玉 隆之 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (80708371)
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研究分担者 |
中野 英樹 京都橘大学, 健康科学部, 准教授 (60605559)
村田 伸 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経リハビリテーション / 脳波 / 神経生理学 / BMI / 脳卒中 / iNems / BCI / リハビリテーション / ニューロリハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究では,脳血管障害によって感覚運動機能障害,破局的思考および身体表象の障害をきたした症例に対し,多感覚刺激ニューロフィードバックシステム(iNems)を用いて介入を行った。その結果,感覚運動機能,破局的思考および脳内身体表象,さらには生活の質においても改善を認めた。特に麻痺上肢のしびれが強い症例においては,運動麻痺としびれに感覚運動の不一致が関与していると考え,運動の意図(運動イメージ)と視覚情報としてフィードバックされる感覚情報を脳内で協応させることをねらったリハビリテーション手法が奏効することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳血管障害患者における感覚運動機能障害は,ADLのみならず生活の質そのものへ大きな影響を及ぼす代表的難治障害である。本研究は,その障害に対し,信頼性および再現性の高い脳波周波数パターン認識型BMIを用いたリハビリテーション手法(iNems)の効果を実証する取り組みであった。本研究結果から,運動機能障害や中枢性脳卒中後疼痛(CPSP),麻痺肢への身体意識,さらには生活の質にまで及ぶ効果が明らかになったことは,科学的なリハビリテーションの構築に寄与するとともにBMIの応用を目指す上で大きな意義を有する。
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