研究課題/領域番号 |
18K10800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 大阪河崎リハビリテーション大学 |
研究代表者 |
中村 美砂 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 教授 (70285386)
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研究分担者 |
今岡 真和 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 講師 (40780961)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ロコモティブシンドローム / 認知機能 / ロコモ25 / 身体活動 / 地域在住高齢者 / コロナ禍 / フレイル / 口腔機能 / 転倒不安 / 運動機能 / 介入研究 / 地域高齢者 / 認知症 / 運動 |
研究成果の概要 |
地域在住高齢者を対象にロコモティブシンドローム(LS)の有無に基づく認知機能に対する日常の身体活動量の有効性を明らかにすることを目的とした。結果は、LS群において >2.29 Ex(METs・h/day) グループでは13週間後、認知機能スコアは有意に高くなり、ロコモ25スコアは <2.29 Ex群よりも有意に低下した。さらに、2.29Ex以上のグループで記憶ドメインのスコアの有意な増加が見られた。この結果は、非LS群では認められなかった。以上の結果よりLS群において毎日2.29 Ex以上の身体活動がロコモ25スコアを改善するだけでなく、認知機能も高めることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会において、要介護者増加の予防として認知症者の減少に向けた取り組みが必要である。認知機能低下の予防方法として、運動が広く提唱されている。しかしながら運動機能の程度と認知機能との関係についての報告は少なく、各個人の運動機能のレベルに合った指導の確立はなされていない。このような背景の中で本研究により、認知機能低下の予防を目的として運動または活動量の改善を開始する時期を決定するのに、ロコモ25スコアの低下が有用な指標となることが期待された。
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