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運動表象のオノマトペは本当に運動効率を変えるのか-高次脳機能から真偽を探る-

研究課題

研究課題/領域番号 18K10821
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関東北文化学園大学

研究代表者

古林 俊晃  東北文化学園大学, 健康社会システム研究科, 教授 (80583963)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードオノマトペ / 運動制御 / 中枢神経系 / 運動関連脳領域 / F波 / 運動関連脳電位 / 大脳皮質一次運動野 / 脊髄前角細胞 / 経頭蓋磁気刺激法 / 一次運動野 / 随意運動 / 運動効率 / 高次脳機能
研究成果の概要

運動には、力強さ、速さ、パワーや巧緻性のある動作と協調するタイミングといった運動形態がある。ヒトはこれらの運動を行う時、その運動を表象するオノマトペ(OP)を用いることで、その運動が円滑になることを経験する。この経験的効果生理学的検証を行うことが本研究の目的である。そのため、力強さと速さを表象するOPを用い運動課題を行わせ、中枢神経系の賦活状態を経頭蓋磁気刺激法やF波を用いて観察した。規定の出力レベルを発揮するためにOPは、一次運動野の負荷を軽減させ、脊髄前角細胞で興奮性を高める可能性を示唆した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々が行う日常の活動において、高い筋力発揮を求められる場面や巧緻性の高い運動ではむしろ力の発揮レベルを抑制した方がよい場合もある。実践すべき運動をイメージしやすいオノマトペを用いることで運動を上手に制御できることが明確に証明できれば、上手な力の入れ方が分からなかったり、タイミングの取り方が苦手であったり、リラックスできずに力み過ぎで運動が上手にできない場合の改善策として、オノマトペを積極的に用いらせる根拠にもなる。体育やスポーツの指導場面だけでなく、リハビリテーションや福祉領域の介護の場面でも応用可能となるはずである。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] オノマトペが運動に及ぼす効果と中枢神経系の経時的変化2022

    • 著者名/発表者名
      古林俊晃、沼田純希
    • 学会等名
      日本スポーツ精神医学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 運動に関連した擬音語が大脳皮質運動野の興奮性に及ぼす影響2021

    • 著者名/発表者名
      古林俊晃、沼田純希、寺尾安生、宇川義一
    • 学会等名
      第51回日本臨床神経生理学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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