研究課題/領域番号 |
18K10837
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 至学館大学 |
研究代表者 |
班目 春彦 至学館大学, 健康科学部, 教授 (40555653)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | バスケットボール / ゲーム分析 / 発達 / 性差 / 地域差 |
研究成果の概要 |
男女の年代別の世界選手権及びオリンピックを分析し,1) 勝敗判別への寄与が年齢依存的に増加または減少するゲーム関連統計値が見られること,2) 勝敗判別に寄与するゲーム関連統計値に性差が存在すること,3) 女子では年齢に関わらずショット選択は類似しているが,男子では差異が見られること,4) 3ポイントラインに関するルール改正がショット選択に与えた一時的な影響は年齢・性別に関わらず10年以内に解消していることを確認した.また,男女の年代別の各大陸選手権を分析し,ゲーム構造の地域差が形成されていることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究立案の段階でバスケットボールの国際大会のゲーム分析を行っている先行研究を調べてみると,多くの研究は成年を対象としており,育成年代を対象としたものは少ないことがわかった.また,女子を対象とした研究は成年であっても数が少なく,育成年代を対象とした研究はほとんど見られないこともわかった.それに加えて,ルール変更によりゲームの構造が変容することがトップレベルの成年男子で報告されているが,先行研究は2010年に行われた大幅なルール変更以前に行われたものばかりであった.本研究では,これら先行研究において不足していた知見を得ることができた.
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