研究課題/領域番号 |
18K10839
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
若原 卓 同志社大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20508288)
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研究分担者 |
冨田 哲也 森ノ宮医療大学, 保健医療学研究科, 教授 (30283766)
田中 壽 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40294087)
石橋 輝哉 大阪大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座助教 (90962720)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | MRI / 脂肪含有率 / 除脂肪断面積 / 筋断面積 / 筋萎縮 |
研究成果の概要 |
変形性膝関節症(Knee Osteoarthritis、膝OA)は、関節軟骨の変性・摩耗により膝関節の機能障害を生じる疾患で、中高齢の女性に特に多く発症する。超高齢社会の日本において、膝OAへの対策は喫緊の課題である。本研究の結果、膝OA患者の大腿四頭筋では、筋萎縮が進行しているだけでなく、筋内脂肪が蓄積していることが示された。筋萎縮と筋内脂肪の蓄積の程度は、大腿四頭筋を構成する各筋によって異なることも示された。こうした特徴を考慮した上で、膝OAに対する予防あるいは運動療法プログラムを実施することが望ましいと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変形性膝関節症患者では大腿四頭筋が萎縮していることが、これまでの研究において示されている。本研究の結果、変形性膝関節症患者の大腿四頭筋では、筋萎縮が進行しているだけでなく、筋内脂肪が蓄積していることが示された。また、筋萎縮と筋内脂肪の蓄積の程度は、大腿四頭筋を構成する各筋によって異なることも示された。本研究の結果は、大腿四頭筋における筋内脂肪の蓄積を抑制することが変形性膝関節症への対策となる可能性を示すものである。
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